規制・標準

NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF) NIST Cybersecurity Framework

一言でいうと: 米国NISTが策定した、組織のサイバーセキュリティ対策を体系的に整理するための実務的な枠組み。

詳しい解説

NISTサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)は、米国国立標準技術研究所(NIST)が策定した、組織がサイバーセキュリティ対策を体系的に整理・評価するための実務的な枠組みです。「特定・防御・検知・対応・復旧」(2024年改訂版では「統治」が追加され6つの機能)という機能軸で自組織の対策状況を整理できる点が特徴で、業界や企業規模を問わず幅広く参照されています。同じくNISTが策定するAIリスクマネジメントフレームワーク(AI RMF)は、このCSFの考え方をAI領域に応用したものと位置づけられます。

なぜ重要か / 企業への影響

自社のセキュリティ対策がどの程度整っているか、どこに不足があるかを体系的に棚卸ししたい企業にとって、NIST CSFは業界標準の「共通言語」として活用できます。取引先や親会社からセキュリティ体制について問われた際にも、CSFの機能軸に沿って説明することで、相手にとって理解しやすい説明が可能になります。AIを活用したシステムについても、通常のITシステムと同様にCSFの枠組みで評価対象に含め、AI RMFと組み合わせて活用することが推奨されます。

最終更新日: 2026年7月13日

関連用語

  • ISO/IEC 27001 ISO/IEC 27001 — 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格。組織の情報セキュリティ管理体制を第三者が認証する。
  • NIST AI RMF NIST AI Risk Management Framework — 米国NISTが策定した、AIのリスクを管理するための実践的なフレームワーク。