AI防御

CASB(クラウドアクセスセキュリティブローカー) Cloud Access Security Broker

一言でいうと: 従業員が利用するクラウドサービス(生成AIツールを含む)の利用状況を可視化・制御する仕組み。

詳しい解説

CASB(Cloud Access Security Broker)は、企業の従業員がどのクラウドサービスをどのように利用しているかを可視化し、ポリシーに基づいてアクセスを制御するセキュリティ製品です。もともとはSaaSやクラウドストレージの利用管理を目的としていましたが、近年は生成AIサービスの利用状況の可視化・制御にも活用されています。IT部門が許可していない「シャドーIT」ならぬ「シャドーAI」ツールの利用実態を把握する手段としても注目されています。

なぜ重要か / 企業への影響

従業員が個人アカウントで生成AIツールを利用し、業務データを入力してしまう「シャドーAI」は、多くの企業にとって把握しきれていないリスクです。CASBを導入することで、どの部署がどのAIサービスをどの程度利用しているかを可視化し、リスクの高い利用を検知・制限できます。中小企業では専任のIT担当者が少なく実態把握が難しいため、まずは利用実態調査から始め、必要に応じてCASBのような可視化ツールの導入を検討することが現実的なステップです。

最終更新日: 2026年7月13日

関連用語

  • DLP(情報漏えい対策) Data Loss Prevention — 機密情報が社外へ不正に送信・持ち出されるのを検知・防止する仕組み。
  • シャドーAI Shadow AI — 会社の許可を得ずに従業員が勝手に使う生成AIツール。情報漏えいの温床になる。