AI防御

DLP(情報漏えい対策) Data Loss Prevention

一言でいうと: 機密情報が社外へ不正に送信・持ち出されるのを検知・防止する仕組み。

詳しい解説

DLP(Data Loss Prevention)は、社内の機密情報(個人情報、顧客データ、営業秘密など)が、メール、ファイル転送、クラウドサービス、外部AIツールなどを通じて社外へ不正に流出することを検知・防止するための仕組みです。従来はメールやUSBメモリ経由の持ち出しを主な対象としていましたが、生成AIの普及に伴い、ChatGPTなど外部AIサービスへの機密情報の入力(シャドーAI経由の漏えい)を検知・ブロックする機能を備えたDLP製品も増えています。

なぜ重要か / 企業への影響

従業員が業務効率化のために外部の生成AIサービスへ、意図せず機密情報を入力してしまうケースは、企業規模を問わず起こり得るリスクです。特に契約書のドラフト作成、顧客対応メールの下書き、社内資料の要約などの用途で、機密情報を含むテキストがそのままAIに貼り付けられる例が報告されています。DLPを導入することで、こうした情報の流出を技術的に検知・制御できますが、同時に従業員への利用ガイドライン周知や教育も併せて行うことが実効性を高める鍵となります。

最終更新日: 2026年7月13日

関連用語

  • SIEM Security Information and Event Management — 社内の機器やシステムのログを一元的に集約・分析し、攻撃の兆候を検知する基盤。
  • シャドーAI Shadow AI — 会社の許可を得ずに従業員が勝手に使う生成AIツール。情報漏えいの温床になる。