暗号化 Encryption
一言でいうと: データを第三者が読み取れない形式に変換する技術。AIの学習データや会話履歴の保護にも不可欠。
詳しい解説
暗号化は、データを特定の鍵を持つ者以外には読み取れない形式に変換する技術です。通信経路上のデータを保護する「通信の暗号化」と、保存されているデータを保護する「保存データの暗号化」に大別されます。AIサービスにおいては、学習データ、ユーザーとの会話履歴、AIモデルのパラメータファイルなど、様々な情報資産の保護に暗号化が用いられます。近年は、暗号化したまま計算を行う「準同型暗号」など、AIとプライバシー保護を両立させる技術の研究も進んでいます。
なぜ重要か / 企業への影響
AIサービスに入力した機密情報や個人情報が、保存時・通信時ともに適切に暗号化されているかは、外部AIサービスを利用する際の重要な確認ポイントです。特に医療・金融など機微情報を扱う業界では、暗号化の有無が規制対応(個人情報保護法、業界ガイドライン等)の観点からも問われます。自社でAIシステムを構築する場合も、学習データやモデルファイルの暗号化、鍵管理の仕組みを設計段階から組み込むことが望まれます。
最終更新日: 2026年7月13日
関連用語
- IAM(ID・アクセス管理) Identity and Access Management — 「誰が」「何に」「どこまで」アクセスできるかを一元管理する仕組み。AIエージェントの権限管理にも応用される。
- ゼロトラスト Zero Trust — 「社内ネットワークだから安全」を前提とせず、すべてのアクセスを毎回検証する考え方。