規制・標準

OWASP LLM Top 10 OWASP Top 10 for LLM Applications

一言でいうと: 生成AIアプリに特有のセキュリティリスクを重要度順にまとめた、実務者の定番リスト。

詳しい解説

OWASP LLM Top 10は、Webセキュリティの国際コミュニティOWASPがまとめた、大規模言語モデル(LLM)を使うアプリケーションに特有の重大リスクのトップ10リストです。プロンプトインジェクション、機密情報の漏えい、学習データの汚染、過剰な権限付与(Excessive Agency)などが挙げられており、生成AIアプリを開発・導入する際のチェックリストとして世界中で参照されています。Webアプリ向けの「OWASP Top 10」のLLM版で、脅威の変化に応じて更新されています。

なぜ重要か / 企業への影響

自社でAI機能を開発する場合はもちろん、AI製品を調達する場合にも「LLM Top 10の各項目にどう対応しているか」はベンダーへの質問リストとしてそのまま使えます。AIシステムのセキュリティ要件を整理する際の共通言語として、担当者は項目名だけでも押さえておく価値があります。

最終更新日: 2026年7月13日

関連用語

  • RAG(検索拡張生成) Retrieval-Augmented Generation — AIが回答する前に社内文書などを検索し、その内容を根拠に回答を生成する仕組み。
  • ガードレール Guardrails — AIの入力・出力を検査し、危険な指示や不適切な回答をブロックする安全装置。
  • プロンプトインジェクション Prompt Injection — AIへの指示文に不正な命令を紛れ込ませ、AIを攻撃者の意図通りに動かす攻撃手法。

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